一般社団法人 宮古観光文化交流協会様
宿泊割 LP

 

リクエスト

宮古市では国の重点支援交付金を活用して宿泊割事業が実施されることになりました。その情報発信とプロモーションを、弊社がサポートさせていただきました。

クライアント様からのリクエストは、これまで宮古を訪れたことのない層にも広く情報を届け、宮古への旅のきっかけをつくることでした。そこで、SNS広告を戦略的に活用しながら、新たに立ち上げたLPへ誘導し、宿泊割の利用促進につなげるクリエイティブ展開を検討しました。

また、宿泊割事業は同時期に日本各地で展開されるため、数ある観光キャンペーンの中で目に留まり、実際の予約や来訪につながる訴求力の高いクリエイティブが求められました。

 

クリエイティブの視点

SNS広告とLP制作という方向性は早い段階で決まっていましたが、具体的な内容を詰めていく上で大きな課題となったのが、制作スケジュールの短さでした。宿泊割の開始時期から逆算すると、新規撮影を行うことは現実的ではありませんでした。

そこで今回は、新たに撮影を行うのではなく、弊社がこれまで宮古での制作を通じて蓄積してきた写真アーカイブを中心に、コンテンツを構成することにしました。結果として、宮古を拠点に長年活動してきた弊社ならではの強みを活かす制作になったと感じています。

SNS広告では、「食」と「風景」という、宮古の魅力を端的に伝えるふたつの世界観を軸に展開しました。岩手県を代表する景勝地である浄土ヶ浜。そして近年、「食の宮古」としてブランド化を進めてきた宮古の食文化。このふたつを広告のメインビジュアルに据えることは自然な選択でした。

クリエイティブワークでは、ときに意表を突く発想も必要です。しかし、地域の魅力を伝える仕事においてまず大切なのは、その場所がここに至るまでに積み重ねてきた背景やストーリーを丁寧に読み解くことだと考えています。地域の物語を踏まえたうえで、新しい見せ方やテーマを加えていくこと。それが地域クリエイティブの基本だと感じています。

LPのコンテンツ制作では、ランディングページという媒体の役割を踏まえ、宮古の魅力を凝縮して伝えることを意識しました。クライアントである宮古観光文化交流協会様は公式Webサイトをお持ちですが、そちらは多岐にわたる観光情報を網羅する役割を担っています。

そこで今回のLPでは、公式Webサイトと同じ観光PRの文脈を持たせながらも、宮古を訪れる理由がよりストレートに伝わる構成を目指しました。食、風景、みちのく潮風トレイルをはじめとする自然アクティビティなど、宮古らしい魅力を短い導線の中に整理し、SNS広告から訪れたユーザーが直感的に内容を理解できるよう設計しています。

最終的には、SNS広告のビジュアルとLP内のコンテンツを連動させることで、広告からLPへ、LPから宿泊割の利用へと自然につながる流れをつくりました。

今回の制作では、タイトなスケジュールの中でも、弊社が蓄積してきた宮古の写真アーカイブを有効に活用することで、SNS広告とLPを効果的に連動させることができたと感じています。宮古をまだ訪れたことのない方にとって、この宿泊割事業が旅のきっかけとなることを願っています。

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